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反抗期と不登校に悩んで children23.exblog.jp

娘(チャ子)と息子(ドン)、主人と私(バジル〉、反抗期に不登校を経験し、悩める母の独り言。英語の先生もしています。


by myfirstblog2011

以前に登場したR君のいま。

コメントをいただいたので、
昔何回かブログに登場した
R君、T君、K君の現在について書きたいと思います。

まずはR君

R君、実は今、特殊な塀に囲まれた中に居ます。

小学2年生で引っ越してきた時、
息子にくっついて離れず、
同じ少年サッカークラブに入り、
うちに何度となく遊びに来て、
ドンが、不登校のときには、
陰で、いじめたやつらを懲らしめてくれました。

笑顔が可愛く、とても屈託なく、何でもお話しするかわいい子供でした。

でも、お母さんは、いつもR君に否定的で、
「ドン君のお母さんいいね。俺のお母さんは俺のこと嫌いなんだよ」
って言っていたのを、心痛めて聞いていたように思います。

お母さんは、シングルマザーで、あと二人の幼子を育てるのに、
一生懸命でした。

結局、中学生になったR君は
母や弟たちに暴力をふるうようになり、
大好きだったお父さんと暮らすことを選びました。

それでも、荒れに荒れて、中学3年のころには、
ほとんど学校にも来ないで、
卒業するのがやっとで、
高校にも行くことができませんでした。

卒業式に「ドンのおかあさん!!」
と、手を振ってくれて、
一緒に写真を撮りました。

風貌は、こわもてで誰も近寄ろうとしなかったけれど、
私には、かわいい、いつまでたってもかわいい、
息子にくっついて一緒に遊んでいた小さなR君のままでした。

いつも、母の愛を求めている感じでした。
とにかく、一回でも「大好き」といいながら、
ぎゅって抱きしめてあげてほしい、といつも思っていました。

思っていても、実際には、面と向ってそのお母さんには
言えないものですよね。
相談もされていないのにね。

うちは、過保護過ぎて、かまい過ぎて立ち止り、
R君は、母の愛を求めて暴れ、心が落ち着かない日々を送りました。

中庸に愛する。
それが大事なのですね。
by myfirstblog2011 | 2012-08-22 22:48 | 私のつぶやき