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反抗期と不登校に悩んで children23.exblog.jp

娘(チャ子)と息子(ドン)、主人と私(バジル〉、反抗期に不登校を経験し、悩める母の独り言。英語の先生もしています。


by myfirstblog2011

再登校を始めました

昨日(2月22日)、約束通り息子は学校へ行きました。
「行ってきます」と以前と同じトーンで言って
扉から出て言った瞬間に、
涙が出てきました。

不登校の克服は復学ではない。それは分かっています。
復学は、通過点。
それでも、復学は大きな一歩。

大事な14歳というときを、家の中で過ごすのと、
学校という集団の中で過ごすのは、得られる経験値が大きく違う。

私は、彼に復学をして、多くの経験をしてもらうことを
親のエゴで選びました。
家の中で、のんびり過ごすという選択肢を消しました。

いじめられたという事実は消えません。
しかしながら、そういう事実も踏まえたうえで、
集団の中で、頑張ってほしいと思ったからです。

息子は笑顔で帰ってきました。
部活にも参加して、様子の変わった教室の中を
色々報告してくれました。

今回の復学に関しては、多くの方々に関わってもらいました。
それは、それは、親では出来ないことばかりでした。

息子は、今回の不登校を経験し、
カウンセラーの方々とのやりとりの中から、多くを学び、
一回りもふた回りも大きくなったように感じます。

転んでしまった子どもの、自立を待つのは、とても大事なことです。
その選択をしている方を非難するつもりも、否定するつもりもないです。

ですが、わたしは「家庭療法」をうけながら、
直すべきところを直していきながら、
学校へ戻って、本来の集団生活を送るという方法を選択しました。

これからは、復学後の彼が転ばないように
親がますます変わる必要があります。
そうしなければ、また同じことの繰り返しですから。

子供を信じて、子供に任せる。
子供には、生きる力があるということ
私は息子がこれからも不登校をばねに頑張ってくれることを
信じたいと思います。
by myfirstblog2011 | 2011-02-23 12:59 | 不登校からの脱却