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反抗期と不登校に悩んで children23.exblog.jp

娘(チャ子)と息子(ドン)、主人と私(バジル〉、反抗期に不登校を経験し、悩める母の独り言。英語の先生もしています。


by myfirstblog2011

息子の気持ち

学校に行けなくなってから2カ月。

最初のころ、まだ私の無言の期待ビームを避けきれず
毎日一時間だけ登校していたことがありました。
「別室」で何をするわけでもなく、行ったからと言って、
クラスに入れるわけもなく、帰ろうとすると
例の不良少年R君、T君、K君たちがフラフラしているところに
出くわし、何回か一緒に体育館の裏や、見えないところで、
時間を潰して帰ってくることがありました。

担任から、経緯を知らされ、
「一緒にいるだけで、悪いことをしている現場にいれば同罪だよ。
学校で彼らとつるんでフラフラするのはいいことではないよ」
と言ってしまったのです。

「お母さんは、ぼくからすべての友達を奪って、一人ぼっちでいろって言うのか」
この言葉で、ハッと我に返りました。
私が友達を選ぶのではないんだ。本人が選ぶんだ、と。

息子に声をかけてくれる彼らをいいように利用していたのですね。
彼らを認めていなかったのです。
口では、心底、悪い子じゃないのよ、といいながら、
あんな風にはなってほしくない、って思っていたのですから。

「黙る」って心に決めながら「黙りきれていない」私が、私の価値観を押し付けていました。
今日は、彼らの誘いがあって、先程遊びに出かけました。
行ってらっしゃいと気持ちよく言えました。
by myfirstblog2011 | 2010-11-01 21:07 | いじめを受けてから不登校まで